やまちゃんの鳥さん飼育日誌

オカメインコの雛の育成を中心に書きます。

2020年11月23日 オカメインコお迎え2日目

今日現在でオカメインコの黒之丸は生後32日経ちました。

段々と自力で餌を食べ始めて、あっと言う間に挿し餌が終わるのかなぁと、成長が楽しみでありちょっと寂しくも感じています。

 

さて、今日のブログは黒之丸お迎え2日目の話です。

 

前日の夕方お迎えして、翌朝から自分たちで餌やりスタートです。

 

普段休日は10:30まで寝てる寝坊助な妻が、この日は挿し餌をせんがためにいつもより早く起きました。

 

そして9:00頃、家族に見守られながら黒之丸に初の挿し餌開始です。

 

なんとか少しずつ食べてくれて安心したところで、そのうち餌を差し出しても口を開けることもなくなったのでお腹いっぱいになったのかと思い、カゴの中へ…

 

そして家族それぞれ朝の準備を始めたところで、妻が異変に気づきました。

 

黒之丸が脚を伸ばして痙攣し、口呼吸が早く荒くなって倒れていました。

 

羽を少し広げてるようにも見え、暑いのかと思いました。

 

それでも違いました。

 

そのうち両脚を伸ばして苦しそうにしはじめてしまいました。

 

病院は休みの日。

 

以前、セキセイインコの調子が悪くなった時に休みの日に電話した時、電話に出てくれたけど翌日の診療日に見ますと塩対応だったことを思い出す。

 

そして、小鳥店のおじさんが、何かあったら電話してね、と名刺をくれていたことも思い出し、妻がすぐに電話してみました。

電話ではおじさんもよくわからず、連れておいでと言ってくれたので、慌てて車をかっ飛ばして黒之丸を連れていきました。

 

お店に着いて早々おじさんが見てくれて、すぐにわかりました。

 

「こりゃ、餌全然食べてないからだよ!」

 

なんと、しっかり食べさせたつもりで全然量が足りていないだけでした💦

 

素嚢の膨らみをしっかり見ないといけないのを、僕たちは見ていませんでした。

 

おじさんがどんどんと餌を与えると、みるみるうちに素嚢が膨らみ…

すぐに元気に立ち上がりました。

その後、休憩を挟みながら何度も餌やりをしてもらい、すっかり元の元気な黒之丸になりました。

 

きちんと餌やりできてなくてごめんよ、黒之丸…

 

さて、多くの方がおそらく同じように素嚢の膨らみを見ていない、もしくはどの程度まで膨らませるのかわからないと思いますので、いくつか写真をお見せしましょう。

 

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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、羽が生え揃っていない分、素嚢がぽっこり膨らんでいるのが見えますでしょうか?

 

かなりパンパンに膨らむぐらいやってもいいものです。

特に朝は、夕方18時以降餌をやらなくなり素嚢の膨らみが全くなくなるので、沢山食べさせてあげた方がいいです。

 

具体的には…お迎え4日目の話ですが、朝食前の体重は77g だったのに対し、休憩を挟みながら沢山食べさせた後の体重は85g になっていました。

 

一気に流し込むと良くないので、素嚢が少し大きくなったら一度休憩して、それからまた再度餌やりをします。

朝は大体1時間はかかります。

 

…ということで、一命を取り留めた黒之丸。

お腹を空かせて伸びてしまってただけで済んでよかったです。

そしてなによりも、小鳥店のおじさんは流石、その道40年のプロです。

その日は当たり前のように何も買わずに帰ってしまいましたが…今後も黒之丸の成長を報告しつつ、餌やらなんやらをそのお店で買って、少しでも関係を続けていこうと思います。

 

最後に、お腹いっぱいになってお家に帰り、トロンとした黒之丸です。

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